2021年7月の添田 祐司の記事

ゴルフレベルアップの道  グリップ編

 

皆さんこんにちは晴れ

今日はゴルフでとても大切なグリップの握り方について説明いたします。

 

グリップは体と腕の動きや力をクラブヘッドに伝える重要な役割をします。正しいグリップは正しいスイングを導き、飛距離と方向のいずれも満足させてくれます。

正しいグリップの基点となるのは自然体です。ゴルフでいう自然体とは両腕をだらりと垂らして直立し、上体を脚の付け根から軽く前傾させた姿勢です。その時左手を上から見ると、人差し指と中指の付け根の関節(ナックル)が2つ見えるはずです。この手の向きで握るとインパクトでも同じ位置に戻りやすくなります。スイング中における合理的なグリップがここになります。

左手)だらりと下げた左手の向きのまま握ると、親指はシャフトのセンターよりやや右側になります。ツーナックルもそのままです。左手は手首が固くならない程度に握ります。

左手の人差し指と中指の付け根の関節が見えるように握り、親指と人差し指でY字形を作るように握りましょう。

 

クラブを指だけではなく指と手のひらにまたがって握ります。小指、薬指、中指の順で握っていきましょう。

グリップエンドを少し余して握る。

親指と人差し指の付け根が作るY字形の延長は首筋の右側と右肩を指す。

右手)左手のグリップができたら次は右手です。右手は強打するための手です。しかしタイミングを誤ると大変です。腕力、握力の強さがボールを飛ばすもとになるとは限りません。右手が強すぎないように注意しましょう。

 

右手のひらを開いて、クラブの右横からあてがい、左手の親指を包み込むように握ります。

右手の小指を左手の指に重ねます。こうすると右手のききすぎをコントロールして、正しいスイングができるようになります。これがオーバーラッピンググリップです。

 

右手の親指と人差し指の付けにできるY字形の延長は首筋右側を指す。

両手)左右の手を密着させ、両手が一体になって働くようにします。左右の手を握るバランスをうまく保ってスイングすることにより正確に飛ぶボールが打てるのです。

左右の手を密着させバランスよく握りましょう。

 

最後に完成したグリップを右にまわしてチェックします。右手の中指・薬指がクラブを支えるポイントになることを感じてください。

次にグリップを左にまわしてチェックします。左手の中指・薬指・小指がクラブを支えるポイントで、この3本の指がスイング中のクラブをコントロールします。

ぜひ試してみてください

それではまた次回のゴルフレベルアップの道でウィンク