腰を回す
2023年12月1日
「腰を回す」
いつもHPを閲覧していただきましてありがとうございます。 今回はゴルフスイングでは定番中の定番、『腰を回す』です。 皆さんはこの『腰を回す』って意味をどう捉えてますか? 腰を回して何をどうしたいんでしょうか? 回すことで何が良くなるんですかね? 恐らく答えを出すことは難しいのではないかと思います。 という事で、正しい意味と回し方を説明してみますね。 まずは、ゴルフ用語として使う『腰』の場所から・・・・・。 それは、『股関節』を指しています!(大きく言うと腰になるかも知れませんが・・・・) ベルトのライン、いわゆる腰骨辺りを指している言葉ではありません!
ここを動かすには、いろいろと知っておくことがいっぱいあるんですが、その中のいくつか紹介しましょう。
なぜ、腰を回すのか スイングには、「二重振り子理論」という理論が存在していて、その中の一部に「腰」というキーワードが入っています。
この内容は切り返しの部分を説明していて、主に上半身の動きを中心に説明されていますね。
何を説明しているかというと、この動きをすることで、ヘッドが加速する(=ヘッドスピードが上がる)ということがここに記されています。
でも、この動きを出すには、下半身の動きが最重要になります。
そしてこの動きが上手くいくと、いわゆる『良いスイング』となります。 その説明がこちら ↓
ここで『腰』というワードが出てきました。
でも、回すとは書いていませんね・・・・・・(-_-;) レッスンの教科書にも腰を回すとは書いていません。 バックスイングは、テイクバックから更に振り上げていく動作。 ダウンスイングは右に捻った上半身を戻す動き。 としか書いていません。 切り返しからは『左足の踏み込み→腰→体幹→左肩→左腕→クラブ』の順で動かすのが基本です。 ということからまとめると・・・・・・・ 『右に捻った上半身を左足の踏み込みをきっかけとして戻す事で、下から順番に左方向へ体は戻っていく』 となります。 なので、腰は回すのではなく勝手に回るということになりますが、一般的にザックリ『腰を回す』と言っているのは、ヘッドスピードを上げる為と言えますね。
腰を回す時に絶対必要なこと 腰を回すには、最低限抑えておきたいことがあります。
それは【柔軟性・可動域・筋力】です。
これも上記で説明していますが、これらが揃っていないと体を動かすこと、いわゆるヘッドスピードを上げることは難しいでしょう。
特に腰を動かす時に重要な股関節は、足首・膝との連動が大事になります。
この確認を行う事で、無理なく下半身を動かすことができるようになります。
もちろん柔軟性も大事ですが、無理な姿勢で無理矢理体を動かす事は怪我にも繋がるので、しっかりと自分に合った使い方を知っておきましょう。 ちなみに、筋力は主に地面を踏む時(左足の踏み込み)や、踏ん張る時(回転運動時にブレないように等)に必要です。 ここで間違っていけないのは、右足を蹴ることです。右足は蹴りません。蹴ると体は横に流れるので回しにくくなるんでね。。。。 ということで、今回はここまでにしておきましょうか。
いろいろ書きたいことが増えてきたので、残りはお近くのブリヂストンゴルフアカデミー各店舗までお越しください。
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