セットアップ
施設ニュース 2023年9月8日
「セットアップ」
いつもHPを閲覧していただきましてありがとうございます。
セットアップ、つまり構えですね。これから打ちますよ~って時の構えのことです。カッコよく言うと『ルーティン』とも言いますかね。
という事で今回は、上達に必要不可欠な4つのうちの2つ目、『セットアップ』についてです!
※上達に必要不可欠な4つは前回のブログを見てね(^_-)
■『セットアップ』とは・・・・・
セットアップは、【狙い・ボール位置・グリップの握り・スタンス幅・姿勢の確認・重心の位置・打ち出し方向の確認】の7項目のことで、ショットするまでの準備のことを指します。
それでは、応用やヒントを交えながら一つずつ簡単に説明しましょう。
狙い 「飛球線後方から目標を見る → 弾道をイメージする → スパットを見つける」
基本的に体の向きは、【肩・腰・膝・両足踵のラインは目標と平行に】となっているのは知ってますよね?
でも、よく見かけるのが左肩越しに目標を見て構える方が多いです。(肩のラインは右を向くことになるので要注意です)
肩のラインはやや左を向いていてもいいかな~って思います。
ここでいう目標とは何もグリーンやピンだけではなく、木だったりバンカーだったり、私は雲なんかも目標として捉えてセットアップしてます。
あと、スパットですが、葉っぱや小石とか見つけてそれをスパット代わりにして構えようとすると、さっきまであったのに無くなったって言う方がいますが、見る角度が変われば見た物の色も形も変わったように見えますので・・・・・
しっかり目標を見つけてからアドレスに入るようにしましょうね。
ボール位置 「フェースをスパットに合わせる → ボールの真正面、飛球線と直角の位置に立つ」
よくボール位置はクラブによって変えた方がいいって方もいますけど、それは違います!
クラブによってボール位置を変えるのは、クラブの形状(グース具合等)や打ちたい球筋によって変える場合です。
ドライバーでも低い球を打つ時は右寄りにしますから。(真似はしない方がいいですけど・・・・・)
グリップの握り 「右手でクラブを支える → 左手を決める → 右手を決める」
セットアップ時は右手から握って入る場合が多いですけど、それは目標に対してフェースのスクエアを取りやすいからです。
スクエアに入れるのであれば左手を握ってからでも問題ありません。そういうプロもいますしね。
スタンス幅 「左足のつま先をやや開く → 右足でスイング幅に合わせた足幅に合わせる」
上記のようにスタンス幅もクラブによって変えるのが基本ですが、これは目的とスイング幅と下半身の踏ん張り(力の入れ方)によって変わると思ってください。
ウェッジでも、いわゆる「マン振り」ではスタンス幅は広くなりますし、ドライバーでもコントロールする場合はスタンス幅を狭くしたりする場合もあります。
後はその方の柔軟性や感覚ですかね。体を回せる範囲であれば自分に合ったスタンス幅で良いと思います。
姿勢の確認 「前傾を取る → 膝を緩める → 上半身をリラックスさせる」
姿勢を確認する意味は、体の動きをスムーズにする為と、力をしっかり発揮する為です。
特に上半身のリラックスは体の連動を行う上では必須であり、飛ばすためにもコントロールする為にも絶対条件です。
ちなみに、膝は“曲げる”と下半身が動きやすくなるので、緩める程度にしておくといいですよ。
その他理由としては、クラブを正しく使えるようにする為です。
ボールライや傾斜に対してクラブのライ角を正しい角度を保ってインパクトする為に姿勢を確認します。
傾斜やフェースを開いて使う場面、アプローチのようにボールに近く立つ場合などでは確認は難しくなりますが、日ごろから基準となる姿勢をクセ付けし、後は応用を取り入れてその場面に合った姿勢を取れるように練習で身に付けましょう。
重心の位置 「傾斜や打ちたい球筋に合わせて重心位置を決める」
重心の位置を決めることは、重心はもちろん、スイング軸をブラさない為にその重心を中心としてスイングする為に決めます。
平らなところでは多少ブレてもインパクトを合わせる事はできるかも知れませんが、傾斜などでは重心のブレがミスに直結しますからね。
重心の位置がブレないスイング幅で振ることを心掛けてショットしましょう。
コースでは飛ばすことも大事ですが、確実に当てる事がもっと大事ですよ。
打ち出し方向の確認 「再度スパットを確認する」
ここまで確認したら、最後にもう一度スパットを確認してショットへ移ります。
この時、遠くの目標を見がちですが、そうすると体が起き上がることが多く、せっかくのアドレスが崩れてしまうので、近くのスパットを見るだけに留めておきましょう。
柔軟性が高いのであれば遠くを見ても構いませんけどね・・・・・
ということで、今回は『セットアップ』のお話しでした。
まずはしっかり練習場で基本を覚えて、自分の基準を確立しておいてください。そして、意識しなくてもできるようにルーティンとして確立しましょう!
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