2024年9月の戸山 寿人の記事
いつもありがとうございます。戸山です
今回はウェッジの使い方について説明いたします。
ウェッジはアイアンと似ていますが、バウンス角という特徴があります。
バウンス角は、簡単に言うとソールがどれだけ下側に出てきているかということです。

▲バウンス角。実はソールは地面に対して平行ではないです。
この数値が大きい(14度以上)ほど、ダフリに強くなります。小さい(10度未満)ほどダフリに弱くなりますが芝が短いシビアな状況でボールを浮かせるショットなどにも対応できるようになります。
このバウンスをうまく使いこなすことが、ウェッジ使いの肝となります。
ウェッジは色々な打ち方ができるクラブです。
芝が薄く、ほぼ地面にボールが乗っているような状態から打つときはバウンスは邪魔になるのでハンドファーストで構えてバウンス角を消します。

▲ハンドファースト。バウンスがなくなり、ロフトが立ちます。
ロブショットを打つときはフェースを開くと自然とバウンス角は大きくなるので、しっかり打ち込む動作をいれても地面に刺さりにくくなります。

▲ロブショット用にフェースを開いた状態。バウンスが大きくなります。
しかしながらどのショットも基本となるのは8時4時のスイングです。スクールでは毎回この小さな打ち方を大切にして、練習しています。
ウェッジでのミスは大きなミスにつながります。アプローチをミスしてしまう方や安定して100切を目指したい方はぜひ体験レッスンをうけてみてください。
いつもありがとうございます。戸山です。
今回は特にお悩みの女性が多いと思われます、フェアウェイウッド(以下FW)ユーティリティ(以下UT)の使い方について説明いたします。
この二つは
レベルブロー

で打つことが大切です。
さて、どうやってレベルブローで打つのか
それはレッスンで行っている8時4時の振り幅の、最下点付近でボールをとらえることです。
ただしFWやUTはアイアンと比べてシャフトの軸線よりもリーディングエッジが左側に出ているクラブが多いので、ボール位置をアイアンよりも少し左側に置くようにしましょう。


▲アイアンとUT。シャフト軸線に対してリーディングエッジがどれくらい出ているか
自身のクラブも確認してみましょう。
打つイメージに関しては、FWはドライバーと形が似ているのでドライバーっぽく打ってしまいがちですが、
地面からボールを打つ使い方をするので、スイングイメージはレベルブローなアイアンに近いです。UTも同様です。
上手くいかない方はぜひ試してみてください。
いつもありがとうございます。戸山です。
今回はアイアンの使い方について説明します。
アイアンは
レベルブロー、もしくはダウンブローに打っていきましょう。


▲左がレベルブロー 右がダウンブロー
地面に置いてあるボールを打つ際は、スイングの最下点付近でボールをとらえる必要があります。
レベルブローで打つときはほぼ最下点、ダウンブローで打つときは最下点につく直前でとらえるとできるようになります。
どちらのスイングが良いかはアイアンソール形状により変化します。
ソール幅が広いやさしいクラブはレベルブロー
プロ、上級者が使っているコンパクトなヘッドはダウンブローで
入れるイメージがおすすめです。
ブリヂストンアイアンでは
242CB+はレベルブロー寄り(ダウンブローでも打てますが)
241CBがダウンブロー寄りなクラブになっています。


▲2024年9日月に発売されたばかりの242CB+と241CB。ぱっと見は変わりませんが、ソールを見るとこれだけ違います。
レベルブローでは球が上がりやすく、高弾道でグリーンを狙っていけますが地面に当たるのと同時にボールにあたるので、タイミングを間違うとダフリが発生します。この時に幅広のソールを使っておけば、芝の上をソールが滑り、刺さりにくくなりダフリのミスが減ります。
ダウンブローは芝の影響をほとんど受けない打ち方になります。が、少しでも地面に先についてしまうとそのままダフリになりやすい打ち方でもあります。幅広ソールだとこの精密なコントロールが難しく、コンパクトなヘッドの薄いソールのほうがコントロールしやすくなります。
ボールの出だしは低いですが、スイングスピードがあればバックスピンで揚力が発生してボールが途中から上がりやすく、グリーンに落ちてからはギュッと止まります。スイングスピードが足りないと弾道が低くてスピンだけが多いボールになってしまいます
アイアンの使い方は自分の使っているクラブ、求める弾道やスピードに応じて変えていくのがおすすめです。
どちらが良いかわからなかったらぜひレッスンもしくはフィッティングでご相談ください。