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いつもありがとうございます。戸山です。
今回はパターの使い方について説明します。
みなさんは、パターにもロフトがあることをご存じでしょうか?
パターのフェースは真横を向いておらず、ロフト角が3度前後ついているものがほとんどです。

▲パターのロフト 約3~4度が多いです
グリーン上ではボールは芝の中に沈んでおり、ロフトが無いパターで打つと出だしで芝の影響を直接受けてしまい、出だしの転がりが安定しません。
パターのロフトはこの沈んだ状態のボールを上げるのを目的としています。なのでハンドファーストに構え、ロフトを消す必要はありません。
ただし、このロフトの機能を活かすためにはパターの設計通り構える必要があります。
構えた時にパターの先端が浮きすぎたり、ヒールが浮いたりしていないでしょうか?これだとロフトの影響を受け、向いた方向に行かなくなっています。


▲パターの設計通り構えられていない状態。ロフトぶんボール打ち出しが左右にずれます
パターはできるだけソールを地面と水平に構えてライ角を合わせるようにしましょう。

▲ソール中央が地面にピタッとつく感じで構えましょう
いつもありがとうございます。戸山です
今回はウェッジの使い方について説明いたします。
ウェッジはアイアンと似ていますが、バウンス角という特徴があります。
バウンス角は、簡単に言うとソールがどれだけ下側に出てきているかということです。

▲バウンス角。実はソールは地面に対して平行ではないです。
この数値が大きい(14度以上)ほど、ダフリに強くなります。小さい(10度未満)ほどダフリに弱くなりますが芝が短いシビアな状況でボールを浮かせるショットなどにも対応できるようになります。
このバウンスをうまく使いこなすことが、ウェッジ使いの肝となります。
ウェッジは色々な打ち方ができるクラブです。
芝が薄く、ほぼ地面にボールが乗っているような状態から打つときはバウンスは邪魔になるのでハンドファーストで構えてバウンス角を消します。

▲ハンドファースト。バウンスがなくなり、ロフトが立ちます。
ロブショットを打つときはフェースを開くと自然とバウンス角は大きくなるので、しっかり打ち込む動作をいれても地面に刺さりにくくなります。

▲ロブショット用にフェースを開いた状態。バウンスが大きくなります。
しかしながらどのショットも基本となるのは8時4時のスイングです。スクールでは毎回この小さな打ち方を大切にして、練習しています。
ウェッジでのミスは大きなミスにつながります。アプローチをミスしてしまう方や安定して100切を目指したい方はぜひ体験レッスンをうけてみてください。
いつもありがとうございます。戸山です。
今回は特にお悩みの女性が多いと思われます、フェアウェイウッド(以下FW)ユーティリティ(以下UT)の使い方について説明いたします。
この二つは
レベルブロー

で打つことが大切です。
さて、どうやってレベルブローで打つのか
それはレッスンで行っている8時4時の振り幅の、最下点付近でボールをとらえることです。
ただしFWやUTはアイアンと比べてシャフトの軸線よりもリーディングエッジが左側に出ているクラブが多いので、ボール位置をアイアンよりも少し左側に置くようにしましょう。


▲アイアンとUT。シャフト軸線に対してリーディングエッジがどれくらい出ているか
自身のクラブも確認してみましょう。
打つイメージに関しては、FWはドライバーと形が似ているのでドライバーっぽく打ってしまいがちですが、
地面からボールを打つ使い方をするので、スイングイメージはレベルブローなアイアンに近いです。UTも同様です。
上手くいかない方はぜひ試してみてください。