戸山 寿人の記事一覧

いつもありがとうございます。戸山です。

今回は特にお悩みの女性が多いと思われます、フェアウェイウッド(以下FW)ユーティリティ(以下UT)の使い方について説明いたします。

この二つは

レベルブロー

で打つことが大切です。

 

さて、どうやってレベルブローで打つのか

それはレッスンで行っている8時4時の振り幅の、最下点付近でボールをとらえることです。

ただしFWやUTはアイアンと比べてシャフトの軸線よりもリーディングエッジが左側に出ているクラブが多いので、ボール位置をアイアンよりも少し左側に置くようにしましょう。

▲アイアンとUT。シャフト軸線に対してリーディングエッジがどれくらい出ているか
自身のクラブも確認してみましょう。

打つイメージに関しては、FWはドライバーと形が似ているのでドライバーっぽく打ってしまいがちですが、

地面からボールを打つ使い方をするので、スイングイメージはレベルブローなアイアンに近いです。UTも同様です。

上手くいかない方はぜひ試してみてください。

いつもありがとうございます。戸山です。

今回はアイアンの使い方について説明します。

アイアンは

レベルブロー、もしくはダウンブローに打っていきましょう。

▲左がレベルブロー 右がダウンブロー

 

地面に置いてあるボールを打つ際は、スイングの最下点付近でボールをとらえる必要があります。

レベルブローで打つときはほぼ最下点、ダウンブローで打つときは最下点につく直前でとらえるとできるようになります。

どちらのスイングが良いかはアイアンソール形状により変化します。

ソール幅が広いやさしいクラブはレベルブロー

プロ、上級者が使っているコンパクトなヘッドはダウンブローで

入れるイメージがおすすめです。

ブリヂストンアイアンでは

242CB+はレベルブロー寄り(ダウンブローでも打てますが)

241CBがダウンブロー寄りなクラブになっています。

▲2024年9日月に発売されたばかりの242CB+と241CB。ぱっと見は変わりませんが、ソールを見るとこれだけ違います。

レベルブローでは球が上がりやすく、高弾道でグリーンを狙っていけますが地面に当たるのと同時にボールにあたるので、タイミングを間違うとダフリが発生します。この時に幅広のソールを使っておけば、芝の上をソールが滑り、刺さりにくくなりダフリのミスが減ります。

ダウンブローは芝の影響をほとんど受けない打ち方になります。が、少しでも地面に先についてしまうとそのままダフリになりやすい打ち方でもあります。幅広ソールだとこの精密なコントロールが難しく、コンパクトなヘッドの薄いソールのほうがコントロールしやすくなります。

ボールの出だしは低いですが、スイングスピードがあればバックスピンで揚力が発生してボールが途中から上がりやすく、グリーンに落ちてからはギュッと止まります。スイングスピードが足りないと弾道が低くてスピンだけが多いボールになってしまいますバッド (下向き矢印)

アイアンの使い方は自分の使っているクラブ、求める弾道やスピードに応じて変えていくのがおすすめです。

どちらが良いかわからなかったらぜひレッスンもしくはフィッティングでご相談ください。

 

いつもありがとうございます。戸山です眼鏡ゴルフ

今回はドライバーの使い方を説明します。

球が低い球だったり、振っても振ってもふけ上がって飛ばない方、いらっしゃいませんか?

ドライバ―はアッパーブローで打ちましょう!

ボールが地面から浮いている状態のみ可能なのですが、クラブが下から上に持ち上がるときにボールに当てるとボールのバックスピン量を減らすことができます。バックスピン量が2000~2500rpmの範囲で収まることができれば、飛距離が伸びるようになります。

そして打ち出し角度も重要です。打ち出し角14度前後が理想となります。10度前後のクラブでこの打ち出し角を達成するためには、約4度のアッパーで入るようにすると可能になります。

アッパーブローで打ちやすくするためには以下の構え方を気をつけましょう。

①左わきの下、スイング最下点の左側にボールをセット

左足のかかと内側という表現を使っているのを多々見ますが、構え方でボールの位置が大きく変わってしまうので、
上半身基準がおすすめです。足元の方が見えやすいので、基本通り構えられているかたは足元でもいいと思います。あとはスイング最下点の左側にボールが来るように構え方を微調整します。

②スタンスはシューズ横幅3つ分くらい

スタンス幅を変えると手の位置も変化します。足を広げると手元が低くなり、クラブがアップライトになりつかまりやすくなったり、自身の可動域以上のひずみが出てスイング軸がぶれたりします。
足幅が狭すぎると今度は下半身をうまく使えず手打ちになりやすくなります。

③体の重心は真ん中へ 極端に右へ傾けたりボールを真上から見すぎない

球を上げたいときは右傾で構えたりしてもいいのですが、極端にしすぎるとスイング軌道がインサイドアウトに変わって球が曲がる原因となります。ボールを上から見ると今度は左に傾いてアウトサイドインの原因になります。

▲右傾やりすぎ状態とボールを上から見ている状態

 

④ダウンスイング中、ボールより後ろに頭を残す意識で

頭が左側に倒れると、ダウンブローになります。ダウンスイングで切り返したときに頭を右側に残すイメージで打つと成功しやすいです。

ドライバ―でスピードはあるのに飛ばないという方は、アッパーブローグッド (上向き矢印)で効率よく当てて飛ばしていきましょう!

それでもうまく打てない方はスクール、もしくはクラブフィッティングへ!

戸山 寿人のプロフィール

グリーンアリーナ久留米にてインストラクター・クラフトマン・クラブフィッター・カメラマンなどマルチに活躍しています。ゴルフのことなら何でもお尋ねください!

ゴルフ歴:2001年から ベストスコア:69 得意クラブ:パター 趣味:音楽活動・カメラ

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