いつもありがとうございます。戸山です
前回のグリップの種類に続き、今回もグリップのお話です。
みなさんはグリップの替え時をご存じでしょうか?
滑りやすくなったら替え時なのですが、見た目でも結構わかります。
①表面がテカっている

新品のグリップはこのように光沢はありません。
もしクラブに車検があったら通りません。交換しましょう。
②先端が破れている

アウトです。経年劣化が進んでいます。
滑りやすいグリップを使うと握りに力が入りやすくなり、スイング時の脱力が難しくなります。
最悪滑って飛んで行ってクラブ破損や他の方のケガにつながります。
ぜひグリップのコンディションをキープして、よりよいゴルフライフを楽しみましょう!
いつもありがとうございます。戸山です。
今回は道具の方のグリップについてお伝えいたします。
グリップは道具と体の接点となる場所です。
太さや形、素材など様々なものがあります。
①太さ
グリップでは口径で表示されることがほとんどです。
58,60、62口径とありますが、60口径が主流です。
数字が低くなるほど太く、大きくなるほど細くなります。よく間違えやすいです。
太くなればなるほどヘッドを返しにくくなり、右に行きやすくなります。
逆に細くなればヘッドを返しやすくなり左に行きやすくなります。
②重量
グリップが軽いものほどヘッドバランスが重くなっていきます。
ドライバーでは3gかわるごとにヘッドバランスが0.5変わります。
最近のクラブでは軽量化が進んでいるので、軽量(42g)グリップが入っているものも多いです。
軽量グリップがついているクラブに標準(50g)のグリップを入れた場合、
約2.5ポイントのヘッド軽量化になり、振りやすくなることもあります。
③素材
大きく分けて2つ、単一素材と、コード入りグリップがあります。
単一素材ではラバーとエラストマー樹脂が現在の主流です。
現在ブリヂストンの純正グリップは、ラバータイプが使われております。
特に有名なブランドではゴルフプライド社のツアーベルベットラバーが有名です。
ツアーベルベットラバーはグリップ力、耐久性、硬さが全てのグリップの基準となっていると言われています。
迷ったらとりあえずこれ!的なグリップです。

エラストマー樹脂は、イオミックが有名です。
抜群のグリップ力と、ゴムでは出しにくいカラフルなグリップが特徴です。
グリップは少しやわらかめ、そのぶん耐久はラバーより劣りますが、経年劣化しにくいという特徴もあります。
グリップにあまり力を入れずに握る方や、練習頻度が少ない方にお勧めです。

コード入りグリップはラバーに糸が入っており、グリップ自体が非常にハードになります。
ハードになったぶん、強く握ったり速いスピードで振ったりしてもねじれにくく、挙動が安定します。

自分のゴルフスタイルに合わせてグリップを選ぶのもゴルフの奥深さですね。
使ってみないとわからないことも多いので、気になる方は一度グリップ交換してみましょう!
いつもありがとうございます。戸山です。
今回はパターの使い方について説明します。
みなさんは、パターにもロフトがあることをご存じでしょうか?
パターのフェースは真横を向いておらず、ロフト角が3度前後ついているものがほとんどです。

▲パターのロフト 約3~4度が多いです
グリーン上ではボールは芝の中に沈んでおり、ロフトが無いパターで打つと出だしで芝の影響を直接受けてしまい、出だしの転がりが安定しません。
パターのロフトはこの沈んだ状態のボールを上げるのを目的としています。なのでハンドファーストに構え、ロフトを消す必要はありません。
ただし、このロフトの機能を活かすためにはパターの設計通り構える必要があります。
構えた時にパターの先端が浮きすぎたり、ヒールが浮いたりしていないでしょうか?これだとロフトの影響を受け、向いた方向に行かなくなっています。


▲パターの設計通り構えられていない状態。ロフトぶんボール打ち出しが左右にずれます
パターはできるだけソールを地面と水平に構えてライ角を合わせるようにしましょう。

▲ソール中央が地面にピタッとつく感じで構えましょう